理事長挨拶
公益財団法人 防長倶楽部
理事長 八木重二郎
~艱難を乗り越え次なる世代に花を咲かせよう~
日頃より防長倶楽部への温かいご理解、ご協力に心から感謝申しあげます。
昨年は、瞬く間に世界中に蔓延した新型コロナウイルによって、私達の暮らしにも大きな影響がもたらされ、未だ収束の兆しが見えない状況となっています。防長倶楽部の活動においても、春季の総会、社会見学行事、夏まつりなど各種の恒例行事の中止を余儀なくされ、会員の皆様や関係者の方々に大変なご迷惑をお掛け致しました。この場を借りて、お詫び申しあげます。
私は、昨年のご挨拶の中で、新元号の「令和」の命名に当たって、この言葉には「一人ひとりの日本人が、明日への希望を持ち、それぞれの花を大きく咲かせることができる」とのお願いが込められているとお伝えしました。今回の世界を震撼させているコロナ禍は、テレワークの普及などネット社会の推進を急速に加速させるなど、我々を取り巻く「仕事や生活のあり方」に大幅な見直しを迫って来るものではないかと考えます。コロナ禍による健康不安、暮らしの不便さは令和の時代に生きる我々への最初の大きな試練でもありますが、いずれワクチンも開発されます。しっかりと希望をもってこの艱難を乗り越え、次なる世代に花を咲かせたいものです。
さて、本年は、コロナ禍で延期されていた「東京オリンピック・パラリンピック大会」が開催される予定です。5月13日に聖火リレーが岩国市を出発し、山口県下の錦帯橋や美祢市のカルスト台地等、県内の名所を巡ることとなっています。故郷を駆け巡る聖火の炎を思い浮べながら郷土の皆さんと、熱き思いを共感しようではありませんか。
このような中、防長倶楽部も、公益財団法人に移行後、10年目の節目の年を迎えます。現在、倶楽部としては、会員数の減少と会員の高齢化問題など色々厳しい問題も抱えておりますが、会員の皆様のご協力をいただきながら、課題解決に努めてまいります。
今年は、「丑の年」です。遅くとも留まることなく、一歩ずつ前進してまいります。
今年が皆様にとりまして、健やかな年、そして実り多き年となりますよう祈念いたします。
役員
- 理事長
- 八木重二郎
- 常務理事
- 小林哲雄 松本和江 出元英伸 沖原隆宗
- 理事
- 川本紘三 國安正昭 倉重英樹 中馬浩 夏川和也 金屋憲二郎
井川弘宜 渡邊裕志 松田義雄 村野仁 - 評議員
- 芥川孝 内田青虹 白鹿敦己 杉山敏美 中村潤一 中本千晶
坊直樹 桂靖雄 毎田亜由美 田中真吾 渡邊史信 伊藤博子
手嶋良夫 繁永俊之 - 監事
- 氏家光博 広瀬和彦 柳井章雄
- 顧問
- 村岡嗣政 松野浩二
事務局体制
事務局長 理事 村野 仁、他職員が「機関誌発行」をはじめ公益事業などの運営を行っています。